「仙台短編文学賞」は、仙台・宮城・東北の地から発信する、新しい文学賞です。第3回は、選考委員に芥川賞作家・柳美里さんさんを迎え、2019年7月1日より応募を受け付けております。

主催:「仙台短編文学賞」実行委員会(荒蝦夷、河北新報社、プレスアート) 

協力:仙台市、仙台文学館[(公財)仙台市市民文化事業団]、集英社「小説すばる編集部」、東北学院大学、宮城県書店商業組合、エフエム仙台  後援:東北大学災害科学国際研究所、関西学院大学災害復興制度研究所

第3回選考委員 柳美里さん

 

仙台短編文学賞の募集要項の中の「仙台・宮城・東北となんらかの関連がある作品」という漠然とした言葉にぐっと来ました。その場所に居る、その場所を訪れて去っていく、行ったことの無いその場所を想う、その場所から来た人との出会いあるいは別れ、あるいは、もっとささやかな、その場所の食べ物や、その場所から届いた絵葉書やーー、つまり、「なんらかの関係」があれば、なんでもいい、ということなのです。

わたしが期待しているのは、「なんらかの関係」という言葉に宿る創意です。地名を隆起させることもあり得るだろうし、地名を陥没させることもあり得るだろう。「なんらかの関係」を、あなたが、これから書く小説にとっての制約としてではなく、物語を展開する機縁として受けっ取って欲しい。東北は、広く、深いです。

 

<プロフィール>

【ゆう・みり】小説家・劇作家。1968年、茨城県生まれ。著書に『魚の祭』(角川文庫、第37回岸田國士戯曲賞)、『フルハウス』(文春文庫、第24回泉鏡花文学賞、第18回野間文芸新人賞)、『家族シネマ』(講談社文庫、第116回芥川賞)、『ゴールドラッシュ』(新潮文庫、第3回木山捷平文学賞)、『命』(新潮文庫)、『ファミリー・シークレット』(講談社文庫)、『まちあわせ』『JR上野駅公園口』(共に河出文庫)、『ねこのおうち』(河出書房新社)、『人生にはやらなくていいことがある』(ベスト新書)など。東日本大震災後に福島県南相馬市に移住。最新刊に山折哲雄との共著『沈黙の作法』(河出書房新社)がある。

写真/大森克己

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仙台短編文学賞実行委員会事務局 984-8516 宮城県仙台市若林区土樋103番地 ℡022-266-0912 

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